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HGUC リック・ディアス【プレミアムバンダイ】の製作 塗装工程 クリアーコート 墨入れ モノアイ⑥

■HGUC1/144リックディアス RICK DIAS (PB版)

HGUC 1/144 リック・ディアス PB版 塗装完成

HGUC 1/144 リック・ディアス PB版 素組みレビュー

2021年にPB版として関節等をアップデートされ発売されたHGUCリックディアス。個人的に気になった、脚部の形状や、頭部と胴体の隙間を改修して仕上げました。塗装やデカールはMGリックディアスの作例を参考にしました。

今回は、HGUC リック・ディアス【プレミアムバンダイ】を製作工程 塗装工程 クリアコートと墨入れ工程を写真とともに紹介していきます。

前回は、クリアパーツ以外のすべてのパーツに基本塗装が終わりましたが、今回はいよいよ仕上げ段階となる墨入れ工程に進んでいきたいと思います。影の強調表現でもある墨入れ。墨入れの下準備として、墨の滲み防止の為、一度すべてのパーツにクリアー塗料にてクリアコート施工、十分に乾燥させ墨を入れていきます。

また、頭部のモノアイにメタルプレートを使用することにしましたので、変更方法も同時に紹介していきます。

それでは早速見ていきます。

モノアイの変更

クリアグリーンの成形色で、旧キットと比較しても透明度が増して尚且つブラックライトで照らすと光る蛍光仕様のモノアイパーツ。今回はメタルパーツを挟んでディーテールUPしていこうと思います。

メタルプレートに乗せて接着するため、はめ込みのダボは必要性が無いのでカットします。

ゴッドハンドのアルティメットニッパーでカットしました。切断面が白くならずに綺麗にカットすることが出来ました。

キズには十分に気を付けて、目玉クリップ等を使用してパーツを挟み、紙ヤスリを使って表面をさらに磨いて平らにしていきます。400番~2000番までの処理で半光沢くらいの表面になりました。

さらに表面を磨くため、超精密研磨フィルム4000番~8000番を使用して磨き、透明感を上げていきます。

写真ではわかりにくいですが、パーツ切り離し前より透明度が増してきたように思います。

モノアイパーツの外径が4mmでしたので、今回はハイキューパーツのSPプレート2内径4㎜を使用します。

クリアパーツをSPプレートへ仮付けしてみました。

光を拾う面積を広げるため、ハイキューパーツの円形メタリックシールMを使用してメタルプレートの穴は塞ぐことにしました。

4㎜のシールだと、サイズが丁度すぎて貼り付け作業がやりにくかったため、3.8mmの円形メタリックシールを使用しました。

SPプレートへ円形メタリックシールを貼り付けました。光を拾う面積が増えました。

下準備が整ったので、モノアイへ墨入れをしていきます。墨入れの前に一度モノアイをクリアカラーでコーティングしました。

クリアコートする事で、さらに表面の艶が出ました。また、墨のふき取りもしやすくなるかと思います。

モノアイの墨入れには、均一な墨入れと、つや消しの墨を入れる目的のため、タミヤのエナメル塗料フラットブラックをエアブラシにて塗装後、拭き取る方法で行いました。

エナメル溶剤で薄めてエア圧を低めに設定の上、噴きつけました。

乾燥後、余分に付着した塗料を拭き取ります。スポイトでエナメル溶剤を小皿に少量取り出します。

クレオス Mrクリンスティック2にエナメル溶剤を含ませて拭き取りました。

余分な塗料を綺麗に拭き取ることが出来ました。

墨入れの終わったクリアパーツをSPプレートへ取り付けます。取り付け接着にはコニシボンドのデコプリンセスを使用しました。

デコプリンセスを裁縫針に少量付けて、内側の側面へ点付けして取り付けます。

クリアパーツを取り付けました。はみ出したりした余分なデコプリンセスは、乾燥する前に水を含ませた綿棒で素早く拭き取ります。

特に問題なく取り付けることが出来ました。最終的に同じ方法で本体キット頭部へ取り付けます。

墨入れに使う塗料や道具

  • クレオス スーパークリアー3(光)
  • タミヤ スミ入れ塗料(ブラック)
  • タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック
  • タミヤ エナメル溶剤 エナメル塗料を薄めるために使用します。※塗料全般に言える事ですが、使用の際は十分な換気が必用です
  • クレオス Mrクリンスティック2 エナメル塗料のふき取り作業に便利です
  • 塗料皿 エナメル溶剤を入れます
  • スポイト エナメル溶剤を取り出す際にあると便利です

墨入れ

墨入れの前にパーツ全体へクリア塗料を噴きつけ、墨入れ時の滲みを防止します。

また、最大のメリットである、エナメル塗料はラッカー塗料へ上塗りしても浸食せずに塗装可能なので、塗料のふき取りが容易となります。

ですが、下地がラッカー塗料でも、つや消しのザラザラした塗面だと塗料の滲みが発生します。滲みを未然に防ぐため念のためクリアーを1度拭いています。

クリアーカラーが吹き終わりました。いよいよ墨入れしていきます。

スジボリされたディーティール部分には基本的には、タミヤのスミ入れ塗料を使用しています。よく振ってから使用します。

溶剤で薄める必要もなく、キャップを空けると筆が付いているので、直ぐに墨入れ作業が可能です。

スジに対して筆をのせるだけで、毛細管現象で自然に墨が流れていきます。

はみ出した部分は乾燥後に拭き取ります。

綺麗に墨が流れ込んで行きました。

凹凸幅の広い部分や、筆塗りでは墨入れしずらい部分には、タミヤのエナメル塗料を直接吹き付けて、乾燥後に拭き取る方法で墨入れを行いました。

流し込む方法では均一に塗料を行きわたらせることが出来ない場所や、今回ですと、スラスター等の奥まった部分などに、溶剤で薄めたエナメル塗料を直接吹き付けます。

乾燥した後に、Mrクリンスティック2や綿棒にエナメル溶剤を含ませて、余分な塗料を拭き取りました。塗装後に拭き取る事が可能なので、マスキング作業は必要ないかとおもいます。

エアブラシによる墨入れは、均一で、むらが少なくできるため、乾燥も早いです。

写真のパーツの様に、僅かな窪みでも簡単に塗分けが可能です。

簡単に拭き取れる事を利用して、くぼんだ場所をを塗分けてみました。

エナメル溶剤を含ませたMrクリンスティックで拭き取りました。

墨入れする場所、しない場所は、任意(好み)で決めて墨入れ作業の工程が終わりました。

今回は以上です。

今回の塗装工程では、墨入れ前の下準備であるクリアー塗装と、墨入れの方法2種類を用途や場所に合わせて使い分けて行いました。絶対的に必要な作業ではありませんが、完成時にキット全体のメリハリが付き、するしないで、はっきりと作品の雰囲気が変わる工程かと考えています。また、今回はエナメル塗料のブラックを使用しましたが、パーツごとにエナメル塗料のカラーを変えて墨入れすることで、よりリアルに影の表現を演出することが可能だと思います。次回は完成目前、デカールの貼り付けとトップコートの工程へと進んでいきたいと思います。

また、今後も完成に向けて HGUCリックディアス【プレミアムバンダイ】 の製作工程を投稿していきますので、そちらもよければどうぞ。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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