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MGプロヴィデンスガンダム GUNDAM プレミアムエディションの製作 動力パイプの改修 その1

今回はMGプロヴィデンスガンダムの動力パイプの改修作業をしていこうと思います。

今後改修方法を多少変更する可能性もありますが。↑上の写真(動力パイプ部分)を目指して作業していこうと考えています。(仮)

MGプロヴィデンスガンダムは動力パイプが軟質素材で出来ているため、調べた限りだと、変更方法は限られます。

軟質パーツは塗装が難しく、塗装する場合はガイアノーツのマルチプライマーを下地に吹いて塗装する方法や、塗膜強くないが、水性塗料で塗装する方法が挙げられます。

今回の軟質パーツの処理として考えられる選択肢とデメリットに感じる部分は、

  • マルチプライマー下地に通常通り塗装 プライマーにより表面が多少荒くなる パーティングラインが残る
  • 水性塗料による塗装 塗膜が弱い、パーティングラインが残る
  • 塗装を諦める パーティングラインが残る 埃などの付着物が目立つ 
  • 動力パイプを丸ごと変更改修する 大掛かりな改修になるため追加材料が必用 

ドラグーンシステムの次に特徴的で珍しい、ガンダムタイプのMSの動力パイプ。せっかく塗装するのだから、いい感じに仕上げたい!

そこで今回は、軟質パーツは使用せず、動力パイプはスプリングへと変更、大掛かりな改修をすることにしました。

今回の改修のメインとなるスプリング候補としてハイキューパーツさんの精密スプリング2.9㎜またはウェーブさんのNO.3スプリング3mmブラックを用意しました。どちらを使用するのかは塗装後に様子を見ながら考えたいと思います。

改修に用意した物

おゆまる

ヒノデワシ株式会社の「おゆまる」クリアーを使って動力パイプの一部の型を取って複製するために使用しました。

タミヤの光硬化パテ34g 複製物を作る為に使いました。

万年 塗料皿  おゆまるを入れて型を作るために使います。

そしてグリスと割りばし 

グリスは、おゆまる(型)を剝がれやすくする為に薄く延ばして使います。

割りばしは穴あけに使います。

動力パイプ切断

早速ですが改修の工程を見ていきます。

今回は、背中の動力パイプの付け根部分の土台となるパーツを複製する工程をみていきます。

背面にスプリングを差し込む土台となるパーツを複製するため、軟質パーツをカットして複製します。

スプリングを通す部分を考えて、端から2cmくらいの場所でカットしました。複製後に加工は可能なので、少し大きいくらいで良いかと思います。

型を作る

おゆまるを使用して、複製するための型をつくります。

おゆまるを湯煎するために、鍋でお湯を沸騰させます。

ボウルに水を入れて、湯煎します。おゆまるを柔らかい状態にします。

湯煎する前と比べて、より透明になったことを確認、割りばしなどで挟んでみて柔らかくなっているのが確認できれば、取り出します。

キッチンペーパーなどで余分な水分をサッと拭き取ります。※熱いので十分注意が必要です

素早く塗料皿に、出来るだけ平らを心掛けて指で押し付けます。※熱いので十分注意が必要です

すぐさま、切り出した複製元パーツを、見える側を下・見えない側を上にして押し付けます。押し付けすぎても良くないので、平をイメージして押し付けます。

左右パーツともに同じ作業をしました。

続けて、型をハメ合わせる為の凹みを割りばしなどの棒で穴をあけておきます。(左右同じ作業)

これで型の下側が完成です。自然に固まるのを待つか、氷水などで十分に冷まして硬くします。

下側が出来たので今度は上側を作っていきます。

先ほど出来た下側の型が十分に冷え硬くなったのを確認したら、完成後に剥がれやすくするためにグリスを薄く塗布します。

上側用に用意したおゆまるを再び湯煎して柔らかくなったら、余分な水分を拭き取り先ほどの下側の型の上にのせて指圧で平らに広げます。

冷めて硬くなれば完成です。(時短の為、氷水で冷やし固めました)型を作る工程としては以上です。

型を使って複製する

いよいよ複製作業を見ていきます。

完成した型から複製元のパーツを取り出します。

綺麗とは言えませんが、下側と上側が剥がれました。

固まったとはいえど、ガチガチに硬くなっているわけではないので、おゆまる側を多少捩りながら、ピンセットなどで複製元パーツを剝がすように取り出します。

左右ともに綺麗に取り出すことが出来ました。

今回はタミヤの光硬化パテを型に入れて複製します。型を作るときに作った穴を頼りに、まるで囲った部分の凹凸を目印に、型の上側下側を合わせて複製します。

下側になる型に光硬化パテ盛り付けます。

この時に何度か失敗しましたが、パテが隅々に入り込むよう、つまようじ等で凹凸をなぞるようなイメージで気泡ができないようにする作業を行うと比較的上手にできる可能性が高まりました。

上下の型を合わせます。空気を入れないイメージで型どうしを合わせます。多すぎたパテは自然にはみ出てきます。焦らずに後で削り落とせるので大丈夫です。この時にパテが少なすぎると、出来上がりで気泡が入りやすく脆いパーツとなりますので、少し多いくらいでちょうど良いかと感じました。

蛍光灯やLED等の卓上ライトの下で2~3分間光を強くあてます。念のため型の下側の面に多く光を当てて固まるのを待ちました。

はじめて作った時の失敗例です。気泡が残ったまま固まっています。

失敗例の拡大です。数か所に気泡が入っているのがわかるかと思います。こちらの様な気泡は、つまようじ等で気泡を少なくする作業をすれば解決できると思います。

何度か同じ作業を繰り返して、複製をしてみました。組んでしまえば殆ど見えなくなる場所なので、そこまでの綺麗さは求めていませんが、納得のいくものは写真の2つのみとなりました。

気泡が入ってしまったものは、瞬間クリアパテで気泡を埋める作業をして予備として使用することにします。

バリなどの余分な部分はデザインナイフで削り落としました。複製元パーツのディテールを完璧に複製できるわけではありませんが、以上で光硬化パテによる動力パイプパーツの複製が完成しました。

今回は以上です。

わかりにくい部分も多々あるとは思いますが 、いかがでしたか?今回の改修作業としては手間と材料が多く掛かっていますが、工程を分割して観てみると、やっていること一つ一つは簡単かと思います。MGプロヴィデンスガンダムとして動力パイプは特徴的なパーツなので、カッコよく仕上げたいと思っている私にとってはチャレンジしてよかったと感じる改修作業でした。今回見てきた改修作業が何かのお役に立てれば幸いです。

次回は今回複製したパーツを使用して、動力パイプをスプリングへ変更する改修工程を紹介していきます。

また、今後も MGプロヴィデンスガンダム の完成に向けて の製作工程を投稿していきますので、そちらもよければどうぞ。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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